Construction Case
事例No: 0003
キッチン及び洗面台の収納扉のシート剥がれが酷くてリペアをお願いしたいとのこと。 直接ご相談頂きました。 下面の木枠がボロボロでパテ埋めや木枠はめ込みなど、手を加えたいとのご希望を伺いました。 この時点では現地で確認していないため、弊社にていくつか施工方法をピックアップ。 ・シートの状態によってはシートを残し、劣化がみられる箇所にリペアを加えることで施工 ・シートの劣化がひどい場合には、土台部分にも不安が残るため、シートをはがし、むき出しにした土台を整えてから塗装 現地で拝見させて頂くと、水分や油を吸ったことで土台が膨らみ、シートの劣化も見られた。 表面及び裏面も過度に膨らみが生じている状態。 この時点でシートを残した部分補修は除外。(強度面や長期的な維持を考慮しての判断) 極論を言えば部分補修は不可能ではない。ただし、ここまでのふくらみが起こっている場合、シートを残して部分補修をすると、施工者からは補修以外のシート内側の状態は一切見ることができない。密着性の劣化が起こっていると、のちのちそこから剥がれが生じ、補修個所にも影響 が出かねず、依頼者側のメリットが少なくなる。 そして、必ずしも部分補修の方が施工的難易度が低いわけではない。 今回の部材に対しては、部分補修の場合依頼者側のメリットが少なくなり、施工者側のリスクが高くなるということになりかねず、双方にとってあまりいい方法とは言えない。 ここでシートを剥離し再塗装を行う方法を提案。 水分と油分を含み、半分以上の扉がこのような状態となっていた。 ・ふくらみを除去し、 全体を下塗り塗装で複数回塗り込み、 パサついた部分含めて繊維同士 を固着。 ・劣化部分を除去し、表面形成。この際パテで不足分を造形 塗装工程 ・カラー塗装 ・クリア塗装 ・表面調整(磨き) 塗装と磨きを繰り返し行い調整。 各工程塗装後オープンタイムあり。 ※画像では同じ色味に見えるが、洗面とキッチンで色はサンプルのご指定通り変更済。 (色味などサンプルからお客様のご希望色に合わせて調色。) 洗面 …明るい色 キッチン …暗めの色 艶感…落ち着いた艶 角も塗装がかぶっており、土台自体にも中塗りで塗料を事前に表面にしみこませているた め、最大限水分を食い止める施工はさせていただいている。 ただし、 長時間・長期間水分や油分を付けたままにすることで、 浸食する可能性は 0 ではなくなる。 物をぶつけるなどで角をえぐってしまった場合も、劣化を早める原因となる可能性があるが、中性洗剤などでの水拭きも可能な塗料の為、汚れたら拭く事で、長期間の維持は可能と考え施工させていただいている。他にも掃除に適した物のご提案はお客様に直接させて頂き、ご満足頂けて大変良かった。 (お預かりにて修繕させて頂きました)
Contractor

代表:鈴木美緒
2014年より開業し、リペア・修復を行っております。 遠方からのご依頼を頂くなど当社を必要としてくださる方がいることは大変有難く思っております。 同じ傷でも状況やご依頼者様のご希望により施工方法は変わって参ります。 様々なお客様からご依頼を頂戴し、より実用性のある施工をご提供できるよう奮闘して参りました。 扉の穴、交換したくても同じ規格の物がない部材、家具再塗装… お困りの際には是非ご相談くださいませ。
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