リフォームを検討している方や、既に経験された方のネットの情報を見てみると、「ぼったくり」「金額が多く乗っている」という印象を持っている人が一定数いることを知りました。

「施工内容に関係なく金額を多く乗せる、いい加減でぼったくる人達だ」と、過去に相当嫌なご経験をしたのか、そのような印象をお持ちの方がいるようなのですが、何でもかんでもぼったくっているわけではなく、「見えないリスクに対する職人の責任の重さ」が金額に出ているという、リフォーム特有の構造的な理由があるのです。

新築より簡単と思われがち。でも、既存の物に手を付けることほど怖いものはない

部分修繕やリフォームというのは、新築に比べて施工範囲が狭いことが多く、お客様側からは簡単と思われがちです。しかし実際のところ、既存の物に手を付けることほど怖いものはありません。(新築が簡単という意味でもございません。)

  • 当時、どのように組まれたものなのか?
  • 築年数に対して、実際にはどのくらいの経年が進んでいるのか?
  • どの部材まで残せるのか、残せるところはあるのか?

大まかな手順は同じだとしても、施工する職人によりわずかな癖や施工方法は異なります。リフォームするにあたり、当時の施工の仕方の把握も必要になります。

ユニットバス一つ導入する際にも、現在の寸法に対してきちんと収まるのかなど、新築の時とはまた違う面で把握すべきことが多くあります。表面的には小さなキズでも、現地調査で伺ってみると何だか違和感があり、その違和感のもとをたどっていくと中身がシロアリにやられてスカスカな状態だった、ということも実際にあるのです。

ぼったくりではない。様々な可能性を踏まえての「お見積金額」

現地調査でも、壁をはがしてみたり、床を取ってみたりという大掛かりになる作業はしない場合が多くあります。それだけお客様の時間を奪う事にもなりますし、何より施工が確定していない段階からは本格的な工事はできないからです。

しかし熟練の職人であれば、今の時点では中身まではしっかり見れなくても、「こういう可能性もあり、こういう施工が必要になる場合も出てくる」という想定をすることはできます。

ご相談をしたり現地調査をお願いするお客様は金額を知りたいはずで、業者様は金額の提示をしなければなりません。ですが、不確定要素をすべて飲み込んだ上で、施工したらきちんとお引き渡しをしなければならないという重い責任が業者側には生じます。

結果として、あらゆる可能性を考慮し、「それも含めて責任を持ってお引き渡し致します」という覚悟を金額に出しているのです。わからない点も込みでのご対応だからこそ、その場合の想定をして金額をお出ししているのが本来の形です。

お見積を出す際には、どの業者様も悩んでいます

1日で完了する工事や付け替えなど、比較的決まった金額でお受けできる工事もあるとは思います。

しかし、工期が数日になる場合や、より複雑な施工であるほど、業者様は皆お見積を出すのはかなり悩んでおられます。お客様の所有物に対し施工をすることほど怖いものはありません。確かに事業として売り上げを立てる必要もあるのですが、責任があるからこそ悩みます。

そして、「責任」「あらゆる可能性」「経験値」「技術力」の考え方が会社様によって異なるから金額も異なり、表面的な数字しか見れないお客様から見た時に、「なんでこんなに会社によって違うんだろう?高い業者はぼったくりなんじゃないの?」という不安になってしまっている原因になっているかもしれません。

だからこそ匿名でやり取りをして、じっくり検討してみませんか?

実際に現地で業者様と会って話したりして「いいな」と思っても、いざ改めて考えてみるとだんだん不安になってくることもあると思います。大切なご家財、リフォームというお客様の大きなきっかけ。真剣だからこそ、じっくり選びたいとお思いになるのではないでしょうか。

顔が見えないことで安心感もあり、割と結構突っ込んだ質問をなさるお客様もこういうサイト(プラットフォーム)ではいらっしゃいます。

そういう質問や、業者様からの返答内容をじっくりご検討いただき、金額の表面的な数字だけで判断するのではなく、あなたの大切な家を任せられる「ぴったりの業者様」をお決め頂ければと存じます。